[ミネソタ渡航記] part0 今年のゲームルール解説

今年のゲームルールの概要

FRCの試合は、3台のロボットが協力して、制限時間内にできるだけ多くの得点を獲得するゲームです。
今年の試合では、得点方法は大きく3つあります。

  • コーラルタスク: CORAL(コーラル)と呼ばれる細長い筒を、フィールドにある高低4段の決まった場所REEF(リーフ)に正確に配置する
  • アルジータスク: ALGAE(アルジー)と呼ばれるボールを指定された場所に投げ入れる
  • クライムタスク: 最後の20秒で、ロボットを決められた場所に登るClimb(クライム)を成功させる

これらをうまく使って得点を重ね、より多くの点を取ったチームが勝利します。

コーラルタスク

CORAL(コーラル)と呼ばれる白い筒を、下の写真のREEF(リーフ)と呼ばれる台に取り付けます。
この台には高さが4段階あり、高い位置に取り付けるほど得点が高くなります。

CORAL(コーラル)
REEF(リーフ)

アルジータスク

ALGAE(アルジー)と呼ばれるボールをPROCESSOR(プロセッサー)という場所に運んだり、BARGE(バージ)という場所に投げ入れることで得点することができます。

ALGAE(アルジー)
PROCESSOR(プロセッサー)
BARGE(バージ)

クライムタスク

試合の残り20秒になると、CAGE(ケージ)と呼ばれる縦長の構造物にロボットを登らせるフェーズに入ります。

ケージの高さが2つあり、低い方が難易度も得点も高くなっています。
これによって、試合の勝敗が分かれることもあるので試合の中で盛り上がる要素の一つです。

CAGE(ケージ)
実際にクライムをしている様子

ゲームルール動画

FRC公式が公開している、今年のゲームの全体像が分かるアニメーションです。
英語の内容ですが、映像だけでもゲームの雰囲気をつかむことができると思いますので、あくまでご参考程度にご覧いただければと思います!

2025 FIRST Robotics Competition REEFSCAPE presented by Haas Game Animation

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