ヒューストン渡航記では、ヒューストン、テキサスで行われたFIRST Championshipというロボコンの世界大会での様子を、事細かに綴っていきます!
なお、FRCのゲームルールや特別用語などの解説などはこちらをチェックしてください!
始める前に!ー世界大会入門編ー
世界大会に参加するチームは世界中から集まる600チームほどです。さすがに多すぎるので、まず8つにリーグ分けをし、各リーグ内で予選(75チーム)→本戦(32チーム)→リーグ内勝者(4チーム)→決勝トーナメント進出、という流れで試合を行います。
決勝トーナメントでは、各リーグの勝者同士の熱い戦いが繰り広げられ、ここで真の勝者が決まります!最強チームたちの白熱したバトルは、本当に激熱です。この熱い戦いは一生に一度は生でみたい!
実際の日程は、1日目にロボット搬入や練習試合、2日目と3日目にリーグ内予選、4日目に本戦になっています。今回のPart 3 では、ロボット搬入と練習試合についてお話します!
ー世界大会の会場へー
私たちはこの日、大会会場には初めて行きました!会場が大きくて、規模が地区大会とは全く違うことにびっくり。ロボットが運送されてくるまで時間があったので、まずは最初にFIRSTのオリジナルグッズショップに行きました。
自分でカスタマイズできるパーカーや、公式グッズなど、たくさんの物品がおいてあり、とても面白かったです。
メンバーもカスタムのジャケットやパーカーを買ったようです!似合ってますね(笑)


グッズを買ったところで、ロボットが届きました。ここから搬入し、大会に向けて準備です。ロボットは地区大会に参加したミネソタから直送だったので、解体も組みたてもする必要がありませんでした!普段は飛行機で輸送するため、どうしても解体しないといけないので、感激です、、、

世界大会が始まる!実感が沸いてきた、、、
搬入が終わると、次はドライバーズミーティング!これは、チームのドライバーが集まってルールの確認や大会に向けて士気を高めていくためのミーティングです。メンバーたちも真剣な面持ちですね。いよいよ、世界大会が始まるのか、と実感が沸いてきました。


ドキドキのPractice match!
いよいよ練習試合です!チーム数がとても多いため、私たちができる試合の数はわずか1試合のみ。しかし試合が始まると、ロボットの様子がおかしい。ロボットが少し傾いているみたい?なぜだか全く正確に得点できないのです。
すると、ロボットのインテイク機構が外れて壊れてしまったのです!インテイクとは、ゲームピースを回収する機構で、これなしでは得点することができない、とても重要な部分です。あまりにも急で驚きましたし、私が異変にすぐ気づき、ロボットを止めればこうはならなかったのかな、などたくさん反省しました。。。
練習試合はたった1回しかないことも、とても不安になってしまいました。ですが、そこでロボットの動画を繰り返し見たり、あの時どうすればよかったのか、などを考えることで、次の日の予選に備えることができました。

ロボットのインテイクが外れてしまったのは、ネジのゆるみによって、インテイク部分が傾いてしまったことが原因でした。その原因も解消し、ロボットはしっかりと動けるような状態で、予選を迎えられそうです。予選1日目がいよいよ開幕です!気になる方は、ぜひPart 4をご覧ください!
コメントを残す